いま子どもは中3になりましたが、ありがたいことに今でも子どもと登山をしています。
最初に子どもと登山をしたのは、子どもが小学2年の時にご近所の同級生家族と南アルプス入笠山に行ったときでした。
そこで登山の楽しみを知り、子連れ登山をするようになりますが、子どもが山好きになってくれるようにいくつか工夫をしていましたので、ご紹介します。
幼少期に運動に親しむ
そもそも、幼少期に運動に親しみ、体を動かすのが好きになっている必要がありますね。
幼少期から登山をするというのも、いいかもしれません。
うちの場合は、小さい頃によくアスレチックに行っていました。
体を動かしたり高いところに登るのが好きになり、またバランス感覚もよくなったようです。
子どもの楽しみを入れる
何と言っても子どもに、登山が楽しい、登山に行きたいと思ってもらう必要があります。
子どもによって違うでしょうが、子どもが楽しいと思う要素を登山に入れ込むべきですね。
うちの場合は、普段は決められた量しか食べられないお菓子を、登山中は食べたいだけ食べられるようにしていました。
登山口までの移動時間も子どもには苦痛ですが、マンガを持ち込んだり、おしゃべりしたりしていました。
子どもの好きに歩いてもらう
いざ登山をする際に、正しい登山の仕方はゆっくり長く歩くことですが、子どもには耐えられません。
無理にゆっくり歩かせると、子どもは飽きてしまいます。
子どもの好きにさせると、ひょいひょいと歩き、すぐに疲れて休憩、となります。
大人から見ると非効率ですが、子どもはそれが楽しいのです。
子どもの好きにさせてあげましょう。
そして、他人に迷惑をかけない限り、子どもを叱らないことですね。
変化に富んだ山を選ぶ
ひょいひょいと歩いて疲れる頃に、何か新しい発見があると、子どもは楽しくなりますし飽きませんね。
展望が変わる、岩場が出てくる、茶店・山小屋がある、など、30分おきくらいに変化があるとベストですね。
あと、トイレがルート上にいくつかあると安心です。
子連れ登山オススメの山
高尾山
やはり初心者登山の鉄板と言えば、高尾山ですね。
ケーブルカーやリフトも楽しいですし、薬王院も茶店も楽しいです。
そして、山頂では富士山の絶景。
やはり子連れ登山でもオススメです。
筑波山
累積標高(上り): 1128 m
累積標高(下り): -852 m
同じく初心者登山にオススメの筑波山。
つつじが丘からのルートだと、歩いて40~50分ほどで(元)弁天茶屋。
そこからは岩が出てきて、30分ほどで女体山の山頂。
さらに40~50分で男体山。
ケーブルカーやロープウェイに乗っても楽しいですし、茶店でお菓子を食べるのもいいですね。
関東平野を一望できるのも爽快です。
大菩薩嶺
こちらも定番の大菩薩嶺。
やや歩く時間が長くなりますが、見晴のいい笹っ原や富士山の絶景が目を引きますね。
雷岩や神部岩などの岩場も楽しいです。
福ちゃん荘、介山荘などの山小屋もあり、安心です。
最後に
子どもが山好きになるには最初が肝心!
子どもが楽しむことを最優先してくださいね。