絶景雪山登山 白毛門@20200224

上越の雪山といえば谷川岳がメジャーです。
百名山で、ロープウェイで一気に標高を稼げ、雪深くて雪山らしい景色が楽しめるのに、人が多く入っていてトレースもできている、という雪山入門には最適な山です。
そんな谷川岳の向かいにあるのが白毛門。
こちらは人も少なく、深い雪の中をひたすらラッセルで登っていく体力勝負の雪山です。

雪の非常に少ない2020年の冬ですが、前日に降雪。
この日はガッツリ登山しようと、白毛門にやってきました。
土合の駅前に駐車して、白毛門の登山口に向かいます。

前日の雪のおかげで、線路もすっかり雪国の景色になっています。
そして、線路を越えるとすぐに登山口。

本当はここに駐車するつもりだったのですが、除雪されておらず、全く踏み跡もなかったので、土合の駅に駐車したのでした。
目の前のトレースも、ここ10分程度のもののようです。

駐車場を突っ切ると、小川を越える橋があります。

橋もたっぷりの雪に覆われています。
今日の登山は楽しめそうです。
少し歩くと標識。

この標識の少し先で、休憩している先行者を追い抜き、先頭へ。
ここから先はノートレース。
白毛門ラッセル一本勝負。

登山口あたりだと積雪は10〜30cm程度でした。

尾根伝いに一直線にひたすら高度を上げていくのですが、歩いていると横の雪がガサッと崩れました。

上の写真は振り返っての1枚。
雪庇に近づきすぎていたようです。危ないところでした。
細い尾根なので歩ける幅が狭いのですが、それでも、できるだけ雪庇に近づかないようにしないといけませんね。

以下は尾根道を振り返っての1枚。

ところどころ、歩ける幅が狭くなるので、気をつけて。

樹林帯を抜けてくると、山頂が見えてきます。

高度を上げるにつれて、ドンドン雪は深くなってきます。
ひたすらラッセル。

ときに、太ももまで雪に埋もれながら進んでいきます。

ようやく山頂直下。
ここからは真っ白で、一層雪が深そう。ここからが本番です。

右側の斜面は、斜度としても、樹木がないことからしても、大岩があることからも、雪崩の危険がありそう。
左側寄りに、一番高いところを通っていこうとルートを見定めます。

斜度は50度くらい。
ラッセルで進むには、かなりしんどいです。
以下は振り返っての1枚。
自分だけのトレースが刻まれているのを見るのは、超気持ちいいですね。

1箇所、以前に雪崩の破断面になっていたのか、表面の柔らかい雪をどけると1mほどの雪の段差になっているところがありました。
最初はよくわからず、体がズボズボと雪に沈んでいくので焦りましたが、手で雪を払い除け、段差に気づきました。
ストックを手につけるワカンのようにして浮力をかせいで、なんとか段差を乗り切りました。

最後のビクトリーロード。
最後は岩を乗り越えて山頂へ。

無事に山頂につきました。
後ろは笠ヶ岳。
達成感でいっぱいです。

少し先まで進んでから振り返ると、トレースの後ろに谷川連邦。

北には笠ヶ岳と朝日岳。

この日は夜には東京に帰りたかったので、先には進まず、ここで昼食。
谷川岳の雲が取れないか待ちましたが、雲は取れず、あきらめて下山します。

下山時に振り返ると、雪山らしい紺碧の青空。

自分の付けたトレースを後続の人が通り、深いトレースになっているのを見ると、なんだか満足してしまいます。

時間が経つにつれ、谷川岳の雲も薄くなってきました。

雪山ラッセルの達成感のある雪山登山でした。

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