私は普段AndroidのXperiaを使用しており、登山でもXperiaを持参しています。
このXperiaに入れているGPSロガー(登山記録アプリ)について。
このXperiaに入れているGPSロガー(登山記録アプリ)について。
ちなみに、日本ではiPhoneユーザのほうが多く、私は仕事でiPhoneも使用するので、どちらもそれなりに使えます。
登山という観点ならどちらでも問題ないですが、長期縦走や冬山登山となると、AndroidのXperiaのほうがいいかなと思うところもあります。
- 以下で記載している山旅ロガー(Android専用)は電池消費が小さい。長期縦走時には電池の持ちが重要なので、Androidがいい
- Androidの機種によるがXperiaはかなり寒くても動き続ける。iPhoneのほうが先に電池が落ちる。極寒の雪山登山はXperiaのほうが安心感がある(iPhoneも服の中に入れておき、見るときだけ外に出す使い方なら、ほぼ問題ないですが)
- 雪山では手袋をしますが、Xperiaの手袋モードだと手袋をしたまま、しかもスマホ対応手袋ではなくても操作できます。iPhoneだとここまでの機能はないようです。
ということで、AndroidのXperiaを使用しているわけですが、このXperiaに入れているGPSロガー(登山記録アプリ)について。
なお、使い勝手はそれほどよくありませんので、一般的な用途としては「登山記録(GPSログ)アプリ ヤマレコマップ/YAMAP比較」を参照ください。
なお、使い勝手はそれほどよくありませんので、一般的な用途としては「登山記録(GPSログ)アプリ ヤマレコマップ/YAMAP比較」を参照ください。
山旅ロガーGOLD
AndroidのGPSロガーとしては、かなり古くからリリースされているものだと思います。
古くからリリースしているものだけあって、消費電力は非常に小さいです。電池長持ちです。
古くからリリースしているものだけあって、消費電力は非常に小さいです。電池長持ちです。
スマホ内に「山と高原地図」アプリも入れていますが、山旅ロガーGOLD+地図ロイドのほうが消費電力が少ないように思いますので、「山と高原地図」アプリではGPSログはとらないようにしています。また、「山と高原地図」では縮尺が荒くて細かな等高線を見づらく地形を読みづらいのですが、山旅ロガーGOLD+地図ロイドでは国土地理院の1/50,000も1/25,000も表示できますので、地形を読みやすいように感じます。
山と高原地図は、地点間のコースタイムや水場などの情報を見るために使用するのみです。
一方、山旅ロガーGOLDと下記の地図ロイドでは国土地理院の地図を使うので、登山道の情報が古い場合があり、山と高原地図で記載されている登山道が載っていなかったり、登山道表示されているものが廃道寸前だったりすることがたまにある(ほとんどないですが、たまにある)ので、要注意です。
山旅ロガー+地図ロイドのいいところは、国土地理院地図が見やすいところです。
上記のように、縮尺を変えても地形図が見やすいと思います。
山旅ロガーGOLDは、以下のように使用しています。
- 事前に自宅で、地図ロイドで歩く周辺の地図を、各縮尺で表示しておく。
⇒地図情報を端末内に記憶してくれます。 - 現地に着くまでは機内モード、現地で機内モードを解除してからGPSログを開始、現在地を把握したことを確認してから再度機内モードにする(電池節約のため)
- ※Android6.0以降はDozeモードと呼ばれる省電力モードでアプリが無効化させられるようなので、電力設定で山旅ロガーGOLDを無効化対象外と設定する必要があると思います。
- ※上記の省電力設定解除を行ってもGPSログ取得中にログが途切れる問題がありましたが、設定で改善できるようです。設定>その他>GPS連続駆動時間(測定開始時)を1440分、つまり24時間にすることで、機内モードにしてもデータを取り続けてくれるようです。
- ※端末との相性なのか、GPSログを取り始める時にはオンライン(通信可能状態)にしておくほうがよいようです(その他設定のA-GPS自動更新の設定を「更新しない」に設定すれば、ずっと機内モードでも大丈夫かもしれません)。
- ※事前に地図データを端末内に記憶しているので、機内モードにしても地図を表示できます。
ちなみに、GOLDではない、ただの「山旅ロガー」という無料アプリもあります。ただ、ログを取っている最中に現在地を地図上で見るためには、有料版のGOLDが必要だったと思います。無料版だと遭難防止としてかなり弱いですね。
地図ロイド
アプリとしては、山旅ロガーGOLDがGPSログ取得、地図ロイドが地図データ参照、という役割分担になっており、2つのアプリを連携させて使用します。
と言っても、特に連携させるためにユーザが何らか細かな設定をするわけではありません。
地図ロイドは、事前に自宅で地図データ読み込みをするときに使用するのみです。
現地では山旅ロガーGOLDを起動して使用します(現在地の確認の際に間接的に地図ロイドを使用しますが、山旅ロガーGOLD経由で使用するので、特に意識する必要はありません)。
上記2つは私自身が普段使っているものですが、Androidのみですし、細かな設定があったりしますので、ITに慣れていない人には難しいと思います。
使いやすいものは「登山記録(GPSログ)アプリ ヤマレコマップ/YAMAP比較」で紹介していますので、そちらを参照ください。