絶景雪山登山 裏那須 甲子山&旭岳@20200216

雪山大好きで、天気もそれなりに良さそうなので、4週連続で雪山に出かけることに。
ただ、東京から2時間以内くらいの行ったことのある山は興味がそそられず、遠くの山でも行ったことのある山しか思いつかないし、遠くまで行くのは億劫。
西吾妻山でラッセルしつつスノーモンスターを見ようかとも思ったのですが、遠いので二の足を踏んで考えていると、東北道で手前の那須の鹿の湯に行きたいな、と。
那須といえば裏那須の雪山のレコが上がっていたことを思い出し、いくつか調べて、冬しか行けず、山頂直下に少しテクニカルなところもある旭岳に行くことに。

合計距離: 9.35 km
累積標高(上り): 1522 m
累積標高(下り): -1519 m

歩き出しから雪があり、アイゼンをつけて歩きます。
ただ、この日は気温が高く、また雪が少ないので、ところどころで足が雪に潜ります。
歩き出して早々にわかんを装着しました。アイゼン+わかんです。

基本的に夏道を進みます。ところどころ夏道が斜面のトラバースになっているところでは、尾根を進みます。

無事に甲子山に到着。
ここから旭岳の雄姿が見えるはずですが、ガスっていて何も見えません。
少し休憩して先に進みます。

歩いていると、東側が少しずつガスがとれてきます。
霧氷も現れてきます。

甲子山から鞍部に下りると分岐標。
旭岳にはルートがないのですが、雪山限定で登れます。

尾根伝いに登っていくと旭岳に向かいます。
ルートファインディングとしては、わかりやすいですね。
登っていくのですが、上部の雲はなかなかとれません。
と、わかんのバンドが切れてしまい、右足はわかんを外してしまいます。
ついでに、風の弱いところで晴天待ちで昼食を取ります。

晴天待ちしたおかげで、段々と晴れてきました!

そして、無事に登頂!

南側は、三本槍岳など那須の山々。

西には三倉山など裏那須の山々。

アップすると、男体山や日光白根山。

また、燧ヶ岳や会津駒ヶ岳も。

昼食の残りも食べ、たっぷり景色を堪能します。
歩き出しからここまで誰とも会わず、静かな時間です。

休憩後、下山開始です。
登りのまま、右足はアイゼン、左足はアイゼン+わかんでしたが、急な斜面をわかん付きで下るのは危険ですね。
途中で外して、両足アイゼンで、一箇所は後ろ向きにクライムダウンで下りました。

下りでは10人くらいとすれ違い。
晴れてきて景色もいいですが、踏み抜きがひどくて、あるきづらいこと、この上なし。
夏道に合流すると、踏み抜きも落ち着きました。

甲子山からは、登りのときには見れなかった旭岳の雄姿。
少しテクニカルな要素もあり、山頂で一気に展望が開けるドラマチックさもあり、大好きな山になりました。

下山後は30分ほど車を走らせて、大好きな那須湯本の鹿の湯に入りました。
46℃の湯はピリピリして刺激的でいいですね。48℃は足をつけただけで断念しました。

わかんのバンドは替えを購入しました。
届けば装着して次に備えます。

人が多く入るメジャーな山より、少しマイナーな山やルートのほうが、静かに歩けて、ルーファイもできて、個人的に好みのようです。
ただ、危険度も上がるし、どうなのか。。。
近々でヤマレコに投稿される程度には人が入っているルートに留めたほうがいいんでしょうね。

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