皆さん、行動食や非常食をザックに入れていますか?何を入れていますか?
縦走テント泊や雪山テント泊などの経験から、私が持参している行動食&非常食を紹介します。
行動食・非常食とは
行動食とは歩きながら食べる、といったように、行動中にパッと食べられる食料です。
実際には、立ち休憩などの小休止の時に手軽に食べることが多いですね。
登山は非常にカロリーを消費するので、特に縦走時はこまめにカロリー補給することが大切です。
一方の非常食とは、遭難や道迷いなどで予定通りに下山できなかった非常時に備えておく食料です。
つまり、通常なら食べないはずだが念のために持っていく食料、という位置づけです。
私の場合、予定している食事の量とは別に、行動食 兼 非常食をだいたい3食分くらい持参するようにしています。
非常時にはバーナーがなかったり水がなかったりする可能性もあるので、行動食のようにパッと食べられるものが最適だという考えです。
行動食・非常食に必要な要素
では、行動食や非常食には、どういうものがいいのでしょうか。
- 少量でも高カロリー
- 持ち運びしやすく、食べやすい
- 疲れていても食べたくなる(自分の好きなもの)
- 腐らず、日持ちする
私の行動食・非常食
私は、500mlの口広ボトルに、フルグラ(フルーツグラノーラ)とドライフルーツを混ぜたものを入れています。
フルグラにもドライフルーツが入っていますが少量なので、それを増やしている、ということです。
このフルグラ+ドライフルーツがいいと思っているのは、以下の理由です。
- 重量当たりのカロリーが高い(少量でカロリーを補給できる)
- 炭水化物、脂質などの栄養バランスが良い
- 甘みがあり、疲れていても、水なしでも、食べやすい
- 乾燥されていて消費期限が長く日持ちする
- 口広ボトルに入れていると、キャップを取って手軽にすぐ食べられる
その他の食料
行動食・非常食はフルグラ+ドライフルーツなのですが、登山時には状況に応じて以下も持参することが多いです。
アミノ酸ゼリー
疲労がたまったときにアミノ酸ゼリーを飲むと、随分と回復します。
水分が含まれているので飲みやすく、またアミノ酸は即効性があるように感じます。
水分が含まれているので重たいのですが、1個持って行っておけば、おやつ代わりにも使えて便利です。
色々な商品が売られていますが、以下の商品の味が一番好きです。
塩アメ、塩タブレット
夏の暑い時期は大量の汗をかいて塩分が抜けてしまうので、塩アメ、塩タブレットを持っていくようにしています。
子どもが乳製品のアレルギーなので、乳成分を含まない以下をよく購入しています。
最後に
登山は非常にカロリー消費が激しいので、こまめなカロリー補給が必要です。
好きなものを行動食に持っていけるといいですね。