東京国立博物館@20190120

アイゼンを修理に出しており雪山に行けないのですが、週末にずっと家にいるのもよくないと、上野にある東京国立博物館に出かけました。
実は、東京国立博物館の年間パスポートを持っているのです。

私は仏像、日本庭園、水墨画、襖絵、屏風絵が好きなのですが、東京国立博物館ではこれらのものを見ることができます。

今回の仏像は、2018年末の特別展「京都 大報恩寺 快慶・定慶のみほとけ」にちなんで、平安末期から鎌倉初期に活躍した慶派にちなんだ仏像が多く展示されていました。

こちらは菩薩立像。立像と書いて「りゅうぞう」と読みます。
水晶を用いて目を作っている玉眼になっており、鎌倉時代のものです。
慶派らしく写実的な美しい姿ですね。
今回の展示の中で、一番好きになった仏像でした。

こちらは四天王の一人の広目天の立像です。
目は玉眼になっておらず、平安末期のものです。
力強い姿、いいですね。
ちなみに、国宝です。

こちらは愛染明王。
愛欲、恋愛、家庭円満などをつかさどる神です。
玉眼がはまっており、写実的な姿で、鎌倉時代のものです。

ちなみに、仏には4レベルあります。

  • 如来:悟りを開いたあとの仏。衣をまとっただけの質素な姿で装飾品なし。大日如来など。
  • 菩薩:悟りを開くための修行中の姿。釈迦が王子だったので、装飾品を身に付けている。観音菩薩など。
  • 明王:如来が姿を変え(化身)人々を救うために必死になっている姿。不動明王など。
  • 天 :インドや中国、日本の土着の神を取り込んで仏にしたもの。帝釈天など。

こうしたことを知ってくると、仏像を見るのも楽しくなってきます。

2階には、屏風がいくつか飾ってありました。

狩野元信による見事な水墨画です。
狩野派の2代目ですが、狩野派繁栄の基礎を築いた人物だそうで。
東京国立博物館の水墨画、屏風の前にはソファが置かれているので、いつもソファに座って、ゆっくり鑑賞します。

こちらは江戸時代の紅白梅図屏風。
少し色が剥げてきていますが、豪華絢爛な様子が伝わってきます。

近世の絵画には有名どころの絵もありました。

これは円山応挙の龍唫起雲図。
伊藤若冲(じゃくちゅう)に代表されるように、江戸時代の日本画はかなり詳細・緻密な感じですね。
そのほか、酒井抱一(ほういつ)、鈴木其一(きいつ)、海北友松(かいほうゆうしょう)の絵もありました。

1~2か月おきくらいで展示替えがされるので、時々行くと新しいものも見れて、なかなかいいです。
興味があれば、どうぞ。

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