きれいなパノラマ写真の作り方 Image Composite Editor利用

目の前に山が広がっているとき、パノラマ写真を撮りたくなりませんか?

こちらは八ヶ岳の阿弥陀岳から撮影した北アルプスの展望です。
パノラマ写真だと、山座同定などのときにも便利ですよね。
こうしたパノラマ写真の作り方をご説明します。

写真の撮り方

まずはパノラマ写真を作る際の写真の撮り方です。
カメラの機能でパノラマ写真を作るという場合、iPhoneなどでもそうですが、通常はカメラを横に動かして(スイングさせて)、動かした範囲をパノラマ写真にします。
カメラにより、その場でパノラマ写真に仕立てていく方法と、1枚1枚撮った写真を後でカメラ内で合成して1枚のパノラマ写真にする方法とがありますが、どちらにせよカメラが動いていますので、できたパノラマ写真を拡大すると、細部がぼやけていることが多いです。
きれいなパノラマ写真を作りたい場合には、横にずらしながら1枚1枚きれいな写真を撮り、それを後で合成するほうがいいように感じます。

「横にずらしながら1枚1枚きれいな写真を撮る」のが意外と難しいです。
横にずらしているつもりが、上下にも少しずれていたりしますので。
私が気にしているのは、以下の点です。

  • 脇を絞めてブレないようにする(これはパノラマ写真に限りませんが)
  • デジカメの液晶にカメラ機能で水平線を表示させ、その水平線と地面の高さ(地平線)を合わせる
  • 1枚撮影したら、画面上の右端にある物体を覚えておき、次に右にずらした際に、その物体が画面の左端に映るようにする(20~30%は重なるようにする)

こうして1枚1枚丁寧に写真を撮っていきます。

パノラマ写真の合成方法

こうして撮影した写真を、自宅のPCでパノラマ写真として合成します。
Windowsで有名なMicrosoft社のImage Composite Editorというソフトを使用します。

まずはこちらからソフトをダウンロード
最近のWindows7やWindows10なら「64bit」の方をダウンロードして、インストールしてください。
起動すると以下のような画面になります。

この画面内に、パノラマにしたい元ネタの写真をドラッグ&ドロップします。

写真が取り込まれたら、赤枠で囲まれた画面上部の「2 STITCH」を押します。
しばらく待つと、以下のようにパノラマ写真が合成されます。

何だか左右の端が拡大されていますね。
赤枠で囲まれた画面右側の形がおかしいようです。
一番上の「Cylindrical」を押してみましょう。

正しい形になったようですね。
次に、赤枠で囲まれた画面上部の「3 CROP」を押します。
しばらく待つと、以下のように画面が変わります。

ここで赤枠の「Auto crop」を押します。

すると、枠が小さくなりました。
この枠内を画像として書き出すということです。
ここで問題なければ画面上部の「4 EXPORT」を押します。
ただ、この場合、山頂部が画像から切れてしまうので、赤枠の「Auto complete」を押します。

すると、不足部分を勝手に補完してくれます。
画像左下の樹林帯の部分など、雪の部分が断絶していて変な感じですね。
ただ、空の部分はほとんど違和感なく仕上げられています。
そこで、空の部分の補完は取り入れ、下部の樹林帯部分は削るように、枠の四隅の■を動かして範囲を変えます。

この選択範囲で画像として書き出すために、画面上部の「4 EXPORT」を押します。

無事に枠の部分だけが切り出されていますね。
元の画像をくっつけているので、サイズが非常に大きな画像になります。
適宜Scaleを小さくして、最後に「Export to disk…」を押し、出力先フォルダを選んで出力すれば出来上がりです!

最後に

パノラマ写真にすると、現地での大展望を思い出せていいですよね。
そのままGoogleフォトに入れることもでき、Googleフォトで拡大して細部まで見たり、横に動かして山の連なりを見ることもできます。
とても簡単なので、ぜひ試してみてください。

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