3~4月は雪山登山に最適! でも雪崩・踏み抜きには要注意

雪山登山というと、未経験者は12月~3月頃が適期と思われる方が多いようです。
ただ、個人的には、初心者には3~4月が雪山登山にちょうどいいのではないかと思います。

  • 12月はまだ雪が少ない
  • 12~2月は日照時間が短く、日暮れが早い。3月になると日暮れも遅くなってくるし、気温もやや上がってくるので、日中の強風や寒さも少しマシになるし、多少下山が遅れてもリスクを少し抑えられる
  • 12~2月は天候が不安定で、快晴になりづらい。3月になると天候が周期的に変わるようになってきて、移動性高気圧の支配下にいれば気候は非常に安定している
  • 5月もまだ雪が残っているが、人の踏み跡だらけで雪の見た目が汚くなるし、人も多くなる。きれいな雪山を見るならGW前までが最適。

こう書くと、3~4月の雪山登山は安全・快適なように見えますが、もちろん雪山ですので危険は十分にあります。

  • 街は暖かくなるが、雪山ではまだまだ雪も降れば吹雪になることもある。少しリスクが低めというだけで、天候と装備には十分な注意が必要。
  • 暖かくなると、雪崩のリスクは高まるので、雪崩には十分に注意が必要。また、下に空洞がある上に雪がのっかっているだけのところがあり、そうしたところの踏み抜きにも要注意。

まず1点目の天気については、以下の雪山登山における天気予報の見方を参照してください。

次に2点目の雪崩については、以下の記事を参照してください。

こうした心得をしっかりと把握したうえで雪山登山する前提であれば、3~4月は雪山登山の最適期と思います。

しっかり準備して、楽しい雪山登山を!

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