山と高原地図などを見ると、標準コースタイムが書かれていますね。
Webだと、ヤマプラなどでも見ることができます。
こうした標準コースタイムを見ればいいのですが、登山中で山と高原地図を購入していなかった場合、ざっくりとでも標準コースタイムがわかると便利です。
今回は、標準コースタイムをざっくりと知るための方法をご紹介します。
標準コースタイムの計算式
早速ですが、標準コースタイムをざっくりと計算するには、以下の計算式を使ってください。
{ 登りの累積標高(100m単位)+下りの累積標高(200m単位)+水平距離(km単位) } ÷ 4
計算例
たとえば、ヤマレコで記録を見ると、以下のようなルート図が出てきますが、ここの「グラフを拡大」ボタンを押します。

すると、以下のような画面になります。

この「合計距離」「累積標高(上り)」「累積標高(下り)」を使います。
実際に計算式に入れてみましょう。
( 459÷100 + 443÷200 + 8.92 ) ÷ 4 = 3.93
約4時間、ということです。
山と高原地図での標準コースタイムは4時間半ですので、少し差はありますが、ざっくり感覚としては合っていますね。
登山に慣れてくると、地図を見て、次の分岐まで残り○時間ということがわかるようになってきます。
また、いま1時間くらい歩いたな、標高200mくらいあがったな、ということがわかるようになってきます。
こうしたことが感覚的にわかるようになると、登山初心者卒業という気がします。
地図を見て、残り時間を考え、引き返すなどの判断を的確にできるための土台ですね。
登山レベルとコースタイム
登山のレベルに応じて、どの程度の標準コースタイムの山に登るかを決めるとよいと思います。
- 初心者の方は、標準コースタイム4時間程度がオススメです。休憩込みで6時間程度になると思います。
- 初・中級の方は、標準コースタイム6時間程度で、休憩込みで7~8時間を日帰りで行くのがベースプランと思います。
標準コースタイム以外にも、長野・山梨・群馬などの登山グレーディング(登山ルートごとの難易度と体力度をまとめたもの)が参考になります。


日帰り登山として、以下が目安になると思います。
- 初心者なら、難易度B以下、体力度2以下
- 初・中級の方は、難易度C以下、体力度4以下
最後に
コースタイムや難易度を参考に、自分のレベルにあった登山を!
