前回は「独断で選ぶNo.1の山」として、様々な観点でのNo.1の山を紹介しましたが、今回はその雪山版です。
雪山は夏山とは異なる美しさがあるので、別立てとしてご紹介します。
雄大さNo.1=雪の八方尾根
北を向けた白馬三山、南を向けば五竜&鹿島槍、ぜいたくな景観です。
山頂の唐松岳からは立山や剱岳が見えるのですが、景色の雄大さとしては山頂手前の八方尾根のほうが素晴らしい気がします。
その他、様々な山頂がありますが、雪景色の雄大さは、私の中では八方尾根が一番です。
大雪原No.1=美ヶ原
北海道や東北では、大雪原など日常茶飯事なのかもしれませんが、関東の都心住まいだと大雪原には感動します。
雪の尾瀬ヶ原も素晴らしいですが、より景色の開けた美ヶ原では大雪原の美しさが引き立つ気がします。
遠くに見える北&中央&南アルプスや八ヶ岳の景観も素晴らしいです。
霧氷No.1=日光白根山
単なる運かもしれませんが、冬に日光白根山に行くと毎回きれいな霧氷が見られます。
昼になれば解けて消えてしまう、この繊細な霧氷は、本当に感動ものです。
樹氷No.1=蔵王
繊細な霧氷に対して、重厚なのは樹氷ですね。
その樹氷と言えば、やっぱり蔵王でしょう。
スノーモンスターと言われるだけのことはあります。
氷瀑No.1=雲竜渓谷
氷の神殿と言われる雲竜渓谷の氷瀑。
落差70m近くの雲竜爆の迫力も素晴らしいですが、川に沿って横に広がる氷瀑がきれいですね。
最近は混雑しているという噂で足が遠のいていますが、また再訪したいですね。
雪山初心者が行くべき山No.1=北横岳
初心者に登ってほしい雪山と言えば、私にとっては八ヶ岳の北横岳です。
単に登りやすい山ならば、入笠山や黒斑山など別の山になりますが、登りやすく、かつ厳しさも味わえるとなると、やはり北横岳です。
樹林帯から上はわずかですが、そこの強風は厳冬期用登山靴を買う前に一度味わっておいてほしいと思います。
最後に
様々な観点での雪山No.1を挙げてみましたが、結果としては「雪山登山ならではの絶景」と似た感じになってしまいました。
雪山はそれほど多くの場所に行けていない、ということですね。
厳しい雪山ですが、色々な景色をこれからも楽しんでいきたいと思います。