梅雨の時期は雨が多く、週末と雨が重なると登山に行けなくなります。
また、平日に忙しい日が続くと、肉体的・精神的に朝早くに起きるのがつらく、登山をあきらめる時もあります。
こうした登山に行かずに週末を過ごす時、家でゆっくり過ごしながら”時間がもったいないな”と思うのですが、こういうときに登山と関わる生活をする具体的なアイデアを紹介します。
ボルダリング
一番登山っぽい時間の使い方は、ボルダリングジムに行くことです。
オリンピック競技にも採用されたからか、都心部では随分とボルダリングジムが増えました。
ボルダリングでの体の動かし方は、登山の岩場での三点確保と同じですので、登山にも役立ちますね。
ちなみに、個人的な感覚ですが、ボルダリングの8級が登れれば、技術的には北アルプスの一般道の岩場は問題なく通過できると思います。
※高所での恐怖感など別の問題はありますが、技術面では問題ないと思います。
登山本を読む
登山は基本的には経験を積み重ねてスキルアップしていくものだと思うのですが、そうは言っても、ある程度の知識も必要になってくると思います。
そんな登山知識を知るために、登山に関する本を読むのも大切です。
特に遭難関連の心構えや雪山の知識などは、本を読まないとなかなか知れないものだと思います。
トレーニング
登山に出かけずとも、体を鍛えることはできますね。
筋トレ、ランニング、など。
私は2つとも苦手なので、サイクリングをすることが多いです。
サイクリングではそれほど持久力が高まる効果は期待できないので、サイクリングはトレーニング目的というよりも気晴らしの意味合いの方が強いですが。
Webでの情報収集
今後行きたい山を調べたり、Webでの情報収集はよくやっています。
ヤマレコはよく見ています。
以下でも記載しましたが、ヤマレコは、剣岳を日帰りで登る人、冬に槍ヶ岳に登る人など、ずっと登山をやってきたコアな登山者の記録がたくさん残っています。ドンドンとレベルアップして、泊りでの縦走や、標準的な登山ルートから外れたバリエーションルートも登るようなことも視野に入れるのであれば、ヤマレコがいいと思います。
一方のYAMAPは、2013年?に開始されており、最近登山を始めたという人が比較的多く、初級・中級の記録が多いように思います。
あと、過去に撮った写真の高山植物の名前を調べたりすつのも楽しいです。
写真に写った山の名前を同定したりもいいですね。
登山写真の編集
過去の登山で撮った写真を見返して、よりきれいな写真にできないか、よりよい構図の写真にできないか、その写真を編集するのも楽しいです。
特に星空写真の場合、画像編集によって見た目が大きく変わるので、やりがいもあります。
撮った写真をパノラマ写真にして、その写真に山の名前を書き込んだりするのも楽しいです。
最後に
登山に行かずとも、登山と関わる時間を過ごすことができますね。
忙しい時などはなかなか登山に行けないので、こうしてストレス発散して、次の登山に備える、ということも必要かと思っています。