「雪山登山の始め方 既存装備での安全なお試し方法&ルート」では、スキーウェアなどできるだけ既存装備を用いて雪山にお試しで登山する方法を紹介しました。
これは、実際に私が家族を連れて雪山登山をしたときにそうしていたから、ということです。
その後、レベルアップに合わせて雪山装備を徐々に増やしていっていますので、その変遷をご紹介します。
北横岳@20120311
子どもが小2のときに初めて雪山に行きました。
このときは装備もほとんどなく、ほぼスキーウェアでした。
見ての通りのスキーウェアにスキーグローブ、スキーのストックです。
足元はGORE-TEXの3シーズン用登山靴に軽アイゼン、夏用スパッツでした。
無知のなせる業で、無謀と言えば無謀ですが、以下の写真の通り、快晴でした。
多少手足が冷たくなりますが、快晴であれば、短時間なら危険はそれほど大きくありません。
「雪山登山の始め方 既存装備での安全なお試し方法&ルート」に記載したように、天気が快晴というのが最重要と考える理由ですね。
木曽駒ケ岳@20140315
先ほどの北横岳の2年後、子どもが小4の時です。
やはり快晴登山です。
子どもの服は相変わらずスキーウェアです。
そして、足元は3シーズンのGORE-TEXの登山靴に12本爪アイゼン、雪山用スパッツです。
手にはピッケル。
私はレインウェアでした。
足元は4シーズン用登山靴のモンベル アルパインクルーザー2500と12本爪アイゼンのグリベルG12、雪山用スパッツです。
2年前から比べると、12本爪アイゼンとピッケルと雪山用スパッツが増えており、私の登山靴も4シーズン用になっていました。
このときは子どもが足先が痛いと言い、快晴のみと言っても森林限界を超えて強風が吹く環境で2時間以上行動するには雪山登山靴が必要だと痛感した時でした。
やはりGORE-TEXとは言え、3シーズン用で雪山に入るには限界がありますね。
北横岳@20140322
その翌週に、再度の北横岳に登っています。
前週の木曽駒ケ岳で3シーズン用登山靴に限界を感じ、早速子どもにも4シーズン用登山靴のモンベル アルパインクルーザー2500を購入して登山に臨みました。
木曽駒ケ岳に比べて北横岳は森林限界から上のルートが非常に短いこともあり、この時は子どもも足が痛いということはなく、快適に登山ができました。
ロープウェイを降りたところにスキー板とスキー靴をデポ(一時置き)しておいて、最後はスキーで滑り降りました。
見ての通り、やはり快晴です。
木曽駒ケ岳@20160211
さらに2年後、子どもが小6の時に再度の木曽駒ケ岳。
やはり快晴登山です。
足元は2人とも4シーズン用登山靴のモンベル アルパインクルーザー2500。
そして、2人とも12本爪登山靴です。
子どもはスキーウェア、私は雪山登山服です。
この頃には、「私の雪山登山服」に記載した登山服を私は揃えています。
一方の子どもは、まだ成長過程と思い、雪山登山服は買っていませんでした。
木曽駒ケ岳@20180121
さらに2年後、子どもが中2の時に3回目の木曽駒ケ岳です。
やはり快晴登山です。
私は何も変わりませんが、子どもは雪山登山服になっています。
そして、子どももピッケルを持つようになりました。
今後装備を拡充するとしたら、グローブ、雪山専用登山靴ですね。
あと、子どものアイゼンがエキスパート・オブ・ジャパンの軽量12本爪登山靴ですが、やや心もとないので、体力がついてきたらグリベルに変えるかもしれません。
最後に
最初はスキーウェアでしたが、徐々に雪山登山服や雪山装備を揃えてきました。
やはり雪山用でなければ限界がありますが、何はともあれ晴天登山をすることが重要ですね。
「雪山登山の始め方 既存装備での安全なお試し方法&ルート」や「私の雪山登山服」も参照ください。